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IoTデバイス向け移動体通信サービスの比較(非広告・非利益相反)

弊社圃場の観測機器更改に伴い、通信サービスを新たに選定することになりました。

「最安値 データ通信SIM」などと検索しても、あまりに検索結果が汚染されており、「比較サイト」を称するblogなども事実のかけらもない滅茶苦茶な記事しか書きません。

通信業界はコンプライアンス軽視が著しいと言わざるを得ません。もっともNTT東西会社のようにちゃんとした社もあるとは思いますが、末端まで監督できているとは到底いえないでしょう。

本題に戻ります。本当に安いのは法人向けの上り優先回線でした。

楽天コミュニケーションズ様の「上り優先タイプ」は、上り速度がベストエフォート、下り速度が200kbpsのサービスです。月額料金は最低の1GBで280円、10GBで420円、30Gbで740円、100GBで1,850円、最大の400GBで6,590円などとなっています。事務手数料にあたる「SIM初期発行手数料」が税抜き3,000円/SIMカード枚数となっているようです。

では他の法人向け事業者はどうかと思い、IoTデバイス向け通信サービスで有名なS社様のプランを見てみたのですが、コンシューマ向け通信サービスと大差ありませんでした。ただ、S社様は通信サービスだけでなく、付随するデータ処理サービスも展開しており、単純に比較はできません。

なお、コンシューマ向け通信サービスで最安のものは、日本通信様の「合理的みんなのプラン」および「合理的50GBプラン」で、それぞれ20GBで1,390円および50GBで2,178円と他の通信事業者を凌駕しています。

音声つき回線は、IoTに使用する場合にはSIM窃取などのリスクを考えなければなりませんが、個人で契約するのであれば日本通信様が第一選択となるように思われます。

本記事は、第三者からの資金提供を受けておらず、利益相反はありません。

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2025年春のUSB Type-C OTGアダプタ入手キャンペーン

明けましておめでとうございます。2025年になりました。

さて、当社では、年末のコミックマーケットにてみんなのラボ様から頒布された「GROVE対応シリーズで始めるAndroidスマホ電子工作入門」を拝読いたしまして、弊社圃場のIoTシステムの改良にAndroidスマートフォンとGROVEを利用できないか、検討を進めているところです。

また、そのためのデバイスである「GROVE対応USBドングル・USB-I2CブリッジボードV2【MR-GROVE-USBDONGLE】」を購入したのですが、USB Type-C Type-A変換OTGアダプタが必要になったため、100円ショップでの販売状況を確認することにしました。

調査地は100円ショップの聖地である池袋です。池袋には、大手三社すなわちダイソー(株式会社大創産業、広島県東広島市、6249億円)様、セリア(株式会社セリア、岐阜県大垣市、売上高2232億円)様およびキャンドゥ(株式会社キャンドゥ、東京都新宿区、売上高803億円)様の店舗が集積しており、いずれも小規模店舗ではありません。

結論から申し上げますと、ダイソー様とセリア様には在庫がありました。キャンドゥ様には在庫がなく、取扱いがあるかも現時点で不明です。

上記はダイソー様の製品です。下記はセリア様の製品になります。いずれも袋から製品を取り出してスキャンしたものです。

ダイソー様のものはアルミ合金の筐体、セリア様のものは樹脂製の筐体となっています。価格はいずれも税込み110円です。

内部規格には特段の差異がないと考えたのですが、よく確認すると、ダイソー様のものはUSB3.1あるいはUSB3.xに対応するIO仕様とみられます。

今回の使用目的ではUSB3.xへの対応は求められないため割愛しますが、念のためお知らせすることにしました。それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。